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インターネット回線の種類は?その特徴とは?

2022年4月10日

インターネット回線の種類でよく聞くのは、「光回線」、「ケーブルテレビ」、「ホームルーター」、「モバイルルーター」だと思います。
いざ契約するとなった場合、一体どの回線を選べば良いか迷ってしまいますよね。
この記事では、インターネット回線の種類とそれぞれの特徴からメリット・デメリットについて解説します。

 

インターネット回線の種類と特徴

現在主流のインターネット回線は下記の4種類です。

  • 光回線
  • ケーブルテレビ(CATV)
  • ホームルーター
  • モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)

それぞれの特徴とメリット・デメリットについて解説していきます。

 

光回線

固定回線に分類される、光ファイバーを利用したインターネット回線です。
データ容量を気にせず、通信速度や安定性にこだわりたいという方におすすめです。

 

メリット
・データ容量の制限がない(使い放題)
・最高通信速度1Gbpsを超える高速なサービスが多い
・電磁波の影響を受けないため安定性の高い通信が可能
・スマートフォンとセットで契約するとお得に利用できる場合がある
・Wi-Fiルーターに接続するとWi-Fiも利用できる

デメリット
・地域によっては提供エリア外の可能性がある
・利用するには回線工事が必要であり3週間程の期間が必要
・光回線事業者とプロバイダーの両方と契約する必要がある

 

ケーブルテレビ(CATV)

固定回線に分類される、ケーブルテレビを利用したインターネット回線です。
様々なテレビチャンネルを楽しみながらインターネットも利用したいという方におすすめです。

 

メリット
・光回線よりも提供可能エリアが広い
・ネットの利用量に合わせて容量が選べる
・ケーブルテレビ視聴の支払いとセットにすることでお得に利用できる場合がある
・工事が必要だが2時間程で済む(ケーブルテレビ対応物件の場合は配線作業の1時間程)
・プロバイダーと契約する必要がない
・Wi-Fiルーターに接続するとWi-Fiも利用できる

デメリット
・インターネット単体の料金は割高
・通信速度が光回線の3分の1程(320Mbps程度)
・光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせているため光回線よりも品質が悪い

 

ホームルーター

無線回線に分類される、自宅のコンセントに挿すだけで利用できる据え置き型のWi-Fiルーターです。
手軽に自宅でWi-Fiを利用したいという方におすすめです。

 

メリット
・回線工事が不要でインターネットに接続が可能
・固定回線やモバイルルーターよりも料金が割安な場合が多い
・モバイルルーターよりも同時に接続できる台数が多い
・固定回線よりも安い

デメリット
・速度制限がかかる場合がある
・電波が入りにくい場所では利用できない場合がある(鉄筋コンクリートなどの分厚い壁で覆われている建物など)
・コンセントのない場所では利用できない

 

モバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)

無線回線に分類される、バッテリー内蔵型のWi-Fiルーターです。
自宅だけでなく外出先でWi-Fiを利用したいという方におすすめです。

 

メリット
・回線工事が不要でインターネットに接続が可能
・外出先でWi-Fiの利用が可能
・固定回線よりも安い
・スマホの通信をモバイルルーターのWi-Fiと併用することでスマホ料金をより安くできる場合がある

デメリット
・速度制限がかかる場合がある
・充電をしないと利用できない
・固定回線やホームルーターよりも接続が安定しない

 

まとめ

インターネット回線の契約をする際はそれぞれの特徴を理解した上で検討することが重要です。
光回線やケーブルテレビは対応エリアであることが利用の前提条件となりますので、光回線事業者に確認が必要です。
また、賃貸物件に住んでいて光回線やケーブルテレビ(CATV)を利用したい場合、工事をしても問題ないかオーナーに確認をしましょう。
本記事も参考に快適なインターネット環境を構築してみてください。

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