交通系電子マネーの1つにモバイルPASMOがあります。
キャッシュレス化が進み、モバイルPASMOの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、モバイルPASMOの導入を検討している方向けに、お得な使い方を解説していきます。
モバイルPASMOの使い方
モバイルPASMOは、FeliCa対応のスマホ(iPhoneやAndroid)で利用することができます。
どのような用途で利用できるのかを紹介します。
鉄道やバスを利用できる
ICマークのついた読み取り部にスマホをタッチすることで、鉄道やバスに乗車することができます。
ただし、小児用運賃でモバイルPASMOの利用はできません。
タッチする際にスマホのロックを解除したり、モバイルPASMOのアプリを開いたりする必要はありません。
乗車中にスマホのバッテリーが切れてしまっても、バッテリー切れのマークが出る状態であれば利用できます。
定期券を購入できる
クレジットカードを登録すれば、鉄道やバスの定期券が購入できます。
本人名義のクレジットカードの登録が必要になるため、18歳未満(高校生を除く)は定期券を購入できません。
買い物の支払いに利用できる
PASMOマークのあるお店の支払いに利用することができます。
支払いの際、店員に「PASMOで」と伝えて、電子決済端末にスマホをタッチすることで支払いが完了します。
タッチする際にスマホのロックを解除したり、モバイルPASMOのアプリを開いたりする必要はありません。
モバイルPASMOの登録方法
モバイルPASMOはスマホ(iPhoneやAndroid)にアプリをインストールする必要があります。
インストール後、新規発行またはPASMOカードを移行することで利用可能となります。
モバイルPASMOの登録方法について、簡単に説明します。
1. スマホ(iPhoneやAndroid)の準備
FeliCa対応のスマホを準備します。
お持ちのスマホがFeliCa対応であるか確認してください。
2. モバイルPASMOのアプリをダウンロードする
iPhoneはApp Storeから、AndroidはGoogle Play ストアからダウンロードします。
無料でダウンロードすることができます。
3. モバイルPASMOアプリでPASMOを発行する
新規発行または、PASMOカードをモバイルPASMOに移行します。
モバイルPASMOの発行は無料でできます。
PASMOカードをモバイルPASMOに移行した場合、移行元のカードは利用できなくなります。
4. クレジットカードを登録する(任意)
クレジットカードを登録することで、カードからチャージすることができます。
登録可能なクレジットカードは「Visa」、「Mastercard」、「JCB 」、「American Express」かつ3Dセキュアを登録済みのクレジットカードのみ登録可能です。
プリペイドカードは3Dセキュアがないので登録できません。
なお、クレジットカードからモバイルPASMOにチャージをしてもほとんどのクレジットカードはポイントが付与されません。
クレジットカードを登録しなくとも、銀行口座からの入金や現金での入金(モバイルPASMO対応の券売機、バス車内、コンビニエンスストア等)も可能です。
お得な使い方
PASMOでメトポというポイントを活用することで、お得に乗車することができます。
メトポについて簡単に説明します。
メトポとは
メトポに登録したモバイルPASMOで東京メトロに乗車するとポイントが貯まります。
定期券・企画券区間外の乗車に対し、平日は10:30~16:30で5ポイント、土日祝日は終日で7ポイントが付与されます。
1ヶ月に10回乗車するごとに10ポイントのボーナスポイントも付与されるため、東京メトロの利用頻度が高い方はお得です。
ポイントは利用月の翌月11日に付与され、10ポイント=10円単位でPASMOへチャージすることが可能です。
メトポの登録方法
仮登録と本登録が必要です。
仮登録はメトポの公式サイトから登録が可能です。
本登録は仮登録完了後、東京メトロ各駅(西船橋を除く)に設置されているICチャージ専用機にて完了させる必要があります。
まとめ
モバイルPASMOの使い方からお得に利用する方法について解説しました。
東京メトロを利用する頻度が高い方は、特にモバイルPASMOの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
モバイルPASMOを利用する際はぜひ、メトポも登録してお得に東京メトロに乗車してください。