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光回線の有線と無線はどっちがよい?それぞれのメリット・デメリットは?

2022年4月21日

 

光回線でインターネットを利用する場合、有線で接続する方法と無線で接続する方法があります。
初めて光回線を導入する方は、どちらの方がよいのか迷ってしまいますよね。
有線と無線にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、解説していきます。

 

有線のメリットとデメリット


有線の場合、光コンセントとデバイスを物理的にLANケーブルで接続する必要があります。
そのため、有線は物理的にLANケーブルを接続可能なパソコンなどのデバイスで利用する方に向いた使い方となります。

 

有線で接続する場合のメリット

通信速度が速い
LANケーブルを直接パソコンにつなげるため、通信速度が速いです。また、複数のパソコンを接続した場合も通信速度に影響がありません。

安定性が高い
有線は電波による通信ではないため通信速度が一定となります。そのため、ダウンロードやファイルをコピーする際の速度にバラツキが出にくくなります。

他人からの回線の不正利用を防げる
有線LANケーブルを接続しないとインターネット回線を使用することができないため、知らぬ間に他人に回線を不正利用されていたということがなくなります。

 

有線で接続する場合のデメリット

配線に工夫が必要
LANケーブルを接続する必要があるため、接続できる範囲が限られてしまいます。ケーブルの長さやパソコンの配置場所に工夫が必要です。

LANケーブルの消耗
LANケーブルは消耗品であるため、損傷したり断線したりする事があります。ケーブルの損傷は通信スピードにも影響が出てしまうこともあります。

接続できる距離がケーブルに依存する
遠くのパソコンに接続する場合、その距離に合わせた長さのLANケーブルを用意する必要があります。ケーブルが長くなると値段も高くなります。

 

無線のメリットとデメリット

無線の場合、光コンセントと無線LANルーター(Wi-Fiルーター)をLANケーブルで接続する必要があります。
無線LANルーター(Wi-Fiルーター)が接続できるとWi-Fiでインターネットを利用することができます。
そのため、無線はパソコンだけでなくスマホやなどの様々なデバイスでWi-Fiを利用する方に向いた使い方となります。

 

無線で接続する場合のメリット

電波の届く範囲はどこでも接続が可能
デバイスとLANケーブルの接続がないため、電波が届く範囲であればどこからでもインターネットに接続することができます。

複数の機器を簡単に同時に接続可能
有線の場合、複数のデバイスを接続するためにはハブを用意する必要がありますが、無線の場合はその必要がありません。

LANケーブルが不要
有線の場合、接続するデバイスの数だけLANケーブルを用意する必要がありますが、無線の場合はその必要がありません。

 

無線で接続する場合のデメリット

電波干渉を受けやすい
無線LANが使っている電波は、電子レンジやBluetoothの電波とぶつかることで、通信速度の低下や接続が不安定になることがあります。

場所によって接続が安定しない
電波は障害物に弱いため、設置した場所によっては接続が不安定になる場合があります。特に金属や水は電波の障害となります。

他人から回線を不正利用される可能性がある
暗号化など適切な情報セキュリティ対策を行わずにいると、通信内容が盗み見られたりサイバー犯罪などに悪用されたりする可能性があります。

 

まとめ

光回線でインターネットを利用する場合に有線にするか無線にするかは、用途によって選ぶとよいでしょう。
ほとんどの方は無線での利用になると思います。
無線で利用する場合はセキュリティ対策をしっかりとするようにしましょう。
本記事も参考に快適なインターネット環境を構築してみてください。

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